肌の仕組みと正しいスキンケア方法


肌はどのような仕組みで成り立っているのかご存知でしょうか。

肌は、外側から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されています。

真皮には、繊維状のコラーゲンやエラスチンがあり、その間をヒアルロン酸が満たすことで水分を保持しているのです。

また表皮にあるメラノサイトからはメラニン色素が生成されて、紫外線が肌の奥へと侵入するのを防いでいます。

そのほか、肌の血管は暑くなると拡がって血流を促すことで熱を身体の外へ逃がしたり、逆に寒くなると収縮して排熱を防いだりします。

このように外部刺激が内部へと侵入するのを防いだり、体温を調節したりすることが肌の役割です。

 

正しいお手入れで、美肌に!

 



朝と夜のスキンケア方法

 

スキンケアは、朝晩の1日2回が基本です。次のような正しいお手入れを習慣づけましょう。

 

お出かけ前のお手入れ

お出かけ前は、それぞれ次のようにスキンケアしましょう。

洗顔…寝ている間に分泌された余分な皮脂を洗い流すために、丁寧に洗顔しましょう。皮脂汚れが残っていると、メイクが浮く原因に。
・化粧水…メイクのノリをよくするために、肌にたっぷりと水分を補給しましょう。
・美容液…乾燥が気になる方は保湿美容液、シミやくすみが気になる方は美白美容液を使いましょう。
・乳液…朝の洗顔後は油分も失われるため乳液は必須。

このようなスキンケアで肌を整えてからメイクをしましょう。

 

 

帰宅後のお手入れ

帰宅後は、次のようにお手入れしましょう。

・クレンジング…メイクをしっかり落とすことが大切。残った油汚れが毛穴に詰まったり肌に悪影響を与えたりする恐れがあります。ポイントメイクはオイルクレンジングでしっかり落としましょう。

洗顔…メイク汚れや皮脂汚れが残らないように、キメ細かい弾力泡で丁寧に洗顔することがポイント。
・化粧水…洗顔後は肌の水分が低下しているため、化粧水でしっかり補うことが大切。
・美容液…日中に受けたダメージに対処するために、保湿美容液やハリ美容液などを使いましょう。
・乳液…洗顔後は油分が不足しがちなため、乳液で補うことがポイント。

朝と晩のスキンケアは、どちらもほとんど同じです。正しい洗顔や保湿ケアを心がけて美肌へと導きましょう。