お肌の保湿力が低下する原因

角層の保湿成分が減少して保湿力が低下すると、あらゆる肌トラブルを招きます。
お肌の保湿力が低下する原因はいくつかありますが、代表的なものは以下の3つです。

美肌で居続けるためにも、確認して注意しましょう。

 

1、間違ったスキンケア

 

クレンジングや洗顔時にお肌を擦ると、摩擦によって角層が傷ついてしまいます。

また、スクラブ洗顔や毛穴パック、ピーリングなどを頻繁に行うことでも角層が傷つき、お肌の水分は徐々に失われてしまうのです。

 

さらに、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料、熱いお湯、洗顔の回数や頻度によってもお肌は調子を崩してしまいます。

保湿成分や皮脂が洗い流されてしまい、お肌の保湿力が低下してしまうからです。

もしも洗顔後、お肌につっぱりを感じたら、クレンジングや洗顔料、洗顔方法を見直すことをおすすめします。

 

 

2、ターンオーバーの乱れ

 

お肌はターンオーバーを繰り返すことで、角層細胞の入れ替えを行っています。

新しい細胞に生まれ変わることで、お肌のバリア機能を維持し、保水力を保っているのです。

 

しかし、食生活の乱れや睡眠不足、血行不良、ストレスなどによってターンオーバーのサイクルが乱れると、水分を保持できない古い角質細胞がお肌にとどまり、次第に乾燥を招きます。

ターンオーバーを正常に機能させるためにも、日々の生活習慣を見直し、お肌と心身にやさしい環境を整えることが大切です。

 

 

3、紫外線のダメージ

 

適度な紫外線はビタミンDの生成を促すため健康的に問題ないと言われていますが、過剰な紫外線はお肌の大敵です。

紫外線によって日焼けすると、角層から水分が失われてしまうため、お肌は乾燥してしまいます。

外出する際は、日焼け止めや日傘、帽子などを欠かさないことが大切です。

 

また、紫外線は窓ガラスを透過して屋内にも届くため、部屋にいても知らないうちに紫外線ダメージを受けています。

単板ガラスの場合、紫外線の約70%が透過するとも言われているのです。

窓から入った紫外線のほとんどは、床や壁にあたり吸収されます。

しかし、一部は反射して室内に飛散するため、部屋のなかにいても紫外線を浴びてしまうわけです。

少しでも紫外線による肌ダメージを防ぐために、カーテンやブラインドをつけたり、紫外線カットフィルムを貼ったり、紫外線カットガラスに変更したりと室内の紫外線対策を徹底しましょう。

 

今回はお肌の保湿力が低下する3つの原因についてお話ししました。

一つでも思い当たることがあれば、何か改善できることがないかを考え、美肌に向けて改善していきましょう。