間違った食事制限でリバウンド?!


今回は正しい食事制限のポイントと食事制限で気をつけて欲しいことについてご紹介します。

せっかく頑張って食事制限をしたのに、気がついたらリバウンド・・・なんてことにならないように、事前に学んでおきましょう。

 

食事制限をするときのポイント

1、「品数を増やす」

食事制限を行う際は、「品数を増やす」ことが効果的です。
品数を増やせば、その分さまざまな栄養をとることができます。
さらに「濃い味付けは避ける」ことも重要です。

濃い味付けのおかずはごはんが進みやすく、食べ過ぎの原因につながります。
しかも濃い味付けを摂取すると、塩分も多くなりがちです。
レシピを探すときに濃い味付けのものは避け、なるべく薄味のものを選ぶなどの工夫を行いましょう。

2、「しっかりとよく噛む」

食事は「しっかりとよく噛む」ことがダイエットを成功させるためのポイントです。
しっかりとよく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されます。
すると、満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防止できるのです。

よく噛まず早食いをするとなかなか満腹感が得られず、不必要に食べてしまう原因につながります。
料理はよく噛み、時間をかけて食べることを意識しましょう。

 

 

間違った食事制限でリバウンドする原因は?

 

間違えた食事制限でリバウンドする原因は、いくつかあります。
一つ目は、筋力が減少し基礎代謝が低下するためです。
栄養が偏ると、身体は筋肉を分解してエネルギーを補給しようとするため、筋肉量が減少します。
それにともなって基礎代謝が低下すると、カロリー消費が少なくなり、以前と同じ食事でも太りやすくなってしまうのです。

二つ目の理由として、過度な食事制限によって身体が飢餓状態になることがリバウンドに関係しています。
飢餓状態では脂肪を溜め込みやすくなっているので、食事を元に戻すと、リバウンドして脂肪が多くついてしまいます。

三つ目の理由は、痩せホルモンと呼ばれるレプチンが減少するためです。
レプチンは満腹中枢を刺激するホルモンですが、これが減少すると満腹を感じにくくなります。
つい食べ過ぎてしまい、リバウンドをしてしまうのです。



間違った食事制限は、リバウンド以外にも、必要な栄養を取れず疲労を感じやすくなったり、ホルモンバランスが崩れたりするなど、さまざまな悪影響を引き起こします。

リバウンドや身体への影響を防ぐには、「〇〇だけダイエット」「〇〇制限ダイエット」などは避け、栄養バランスや摂取カロリーを維持しながら、身体に無理のない範囲で制限することが大切です。