健康で長生きするために気をつけたいこと

ダイエット=痩せるというイメージが強いですが、ダイエットとはそもそも「食生活を見直し、適正な体重でいること」を言います。

いくら体重は落ちてスリムな体型になったとしても、顔色が良くなかったり、貧血で倒れてしまっては意味がありません。

そこで今回は健康的に生活をするために気をつけたいことを3つご紹介します。



1.ストレスを溜め込みすぎない

心の健康も健康な体づくりに関係しています。
私たちは毎日多くのストレスにさらされていますが、さまざまな工夫によりストレスに対処しています。しかし、ストレスが大きすぎたり、長く続いたりすると上手に対処できず、ホルモンバランスも乱れ、体の不調や病気につながる事態になりかねません。

私自身、ストレスが原因で腰の神経痛で歩くのが困難になったことがあります。

気分の落ち込みやイライラ感、疲れやすい、思考力の低下、消えてなくなりたいと思うなどの症状が2週間以上続く場合は、うつ病のおそれがあるため、専門医を受診しましょう。

また、心の不調で体に症状が出ることを心身症と呼び、症状の例には気管支喘息や高血圧、アトピー性皮膚炎などが挙げられます。

解決が難しいストレスについては、一人で悩まず、周りの人や専門機関への相談が重要です。

 

2.健康的な食生活を心がける

毎日の食事から得られる栄養素には、健康な体をつくるために大切な役割があります。偏った食生活は、栄養素が十分に働くことができず、生活習慣病を引き起こしかねません。健康をキープするためには、適切な量のバランスの良い食事を適切な時間にとることが大切です。

献立を立てるときは、エネルギーになるもの、体をつくるもの、体の調子を整えるものを、毎回の食事に組み込みましょう。米、肉、魚、野菜、果物、豆類、乳製品など、さまざまな食材を組み合わせるとバランスの良い食事内容になります。

また、加工品や赤み肉(牛や豚など)はとり過ぎに気を付け、野菜や海藻などの副菜と合わせましょう。外食する際は、主食・主菜・副菜がそろった定食形式のもの選ぶと、栄養バランスが整いやすくなります。

 

3.質の良い睡眠をとる

睡眠は体の疲労回復だけでなく、精神的なストレス解消、生活習慣病予防にも効果的です。
働く世代の日本人は、睡眠時間が世界一短いことをご存知でしょうか。慢性的な睡眠不足は、昼間の眠気や集中力低下だけでなく、ホルモン分泌や自律神経のバランスを崩しかねません。

例えば、寝不足になると、食欲に関するホルモンの影響で食欲が増えることがあります。

さらに、長期的な睡眠不足の人は、心筋梗塞や糖尿病、狭心症などの生活習慣病になりやすいとされているため、生活習慣病予防のためにも、質の良い睡眠を取りましょう。

良い眠りのためには、運動習慣や健康的な食生活だけでなく、入浴習慣の見直しが大切です。就寝の2~3時間前に、ぬるめのお湯に30分ほど、もしくは熱めのお湯に5分ほど入り快眠につなげましょう。

生活習慣のポイントを押さえて、元気な体づくりに役立てましょう。