リバウンドに注意!食事制限をするときの注意点とは?


せっかくダイエットしたのにあまり結果が出ずに、私には向いてないんだと暴飲暴食をしてさらに体重が増えてしまった・・・なんて経験はありませんか?

今回はリバウンドしないために、食事制限をするときの注意点についてご紹介します。

ぜひダイエットをする前に知っておきましょう。

 

1.停滞期

ダイエット中にリバウンドする原因はいくつかありますが、1つ目には「停滞期」があります。
ダイエット中は「順調に体重が落ちていたのに、急に減らなくなった」と悩む時期を多くの人が経験します。

しかし、これについては体の仕組みがわかれば対策もしやすいです。
ダイエット中は脂肪より重い筋肉が先に落ちやすいので、体重は順調に落ちているように感じます。

ところが、食事制限をしていると栄養状態も悪くなりがちで代謝も落ちるため、体はこれ以上体重を落とさないように脂肪を溜め込もうとするのです。
まったく体重が減らないわけではありませんが、ほとんど変わらない人も少なくありません。

停滞期に入る時期は個人差がありますが、「ダイエット開始から1カ月前後」「5%分の体重が減ったタイミング」、期間は1カ月前後だと考えておくのが無難です。

 

2.ストレス

リバウンドの原因の2つ目は「停滞期によるストレス」です。
食事制限は食べたいものや量を我慢しなければならず、ストレスになりやすいです。
頑張っているのに体重が落ちなければ、モチベーションが下がってしまうのも無理はありません。
停滞期に痩せないことでダイエットをやめたり、過食してしまったりするとリバウンドの原因になります。

ダイエットをする前に、停滞期は必ずあるものだと理解しておきましょう。

 

3.同じものばかり食べない

リバウンドしないためには、「〇〇食べるだけダイエット」など同じものばかり食べることはやめましょう。
低カロリーのものやダイエット効果の高いものだけを食べるダイエットが流行ることが多いですが、必ずしも正しいダイエット方法ではありません。
同じものばかりを食べると、一時的にダイエットに成功しても、身体の中では栄養が偏っている状態に陥ります。
良い栄養素を多く取り入れても、その他の必要な栄養素が不足していれば、身体にさまざまな悪影響を及ぼすので注意が必要です。

例えば、ご飯やパンなどに含まれる炭水化物を摂取しないと、身体はエネルギー不足になってしまいます。
エネルギーを補給しようと筋肉が分解され、筋肉量の減少にともなって基礎代謝が低下してしまえば、カロリーの消費量が減ってリバウンドしやすくなるのです。

カロリーの低いものばかりを食べるダイエットを行うと、身体は飢餓状態と言われる省エネ状態になります。
停滞期について触れたように、この状態は脂肪を溜め込みやすくなっているため、通常の食事に戻したときに脂肪がつきやすく、再び太りやすいのです。

リバウンドを防ぎ、健康的に痩せるためには、さまざまな食材をバランス良く摂取し、栄養バランスを整えましょう。